オーストラリア発のベーカリーカフェ「Pie Face(パイ・フェース)」が、海外進出1号店として昨年ニューヨークに出店して以来、既に4店舗を出す人気店としてニューヨーカーから絶大な支持を得ている。同店のパイの上には、種類別にさまざまな顔が描かれているのが特徴で、思わず笑顔になってしまうパイとしてパーティーや差し入れなどで購入していく客も多い。
看板メニューのミートパイをはじめ、フィリー・チーズ・ステーキやタイ・チキン・カレーなど具がたっぷりと詰まった8種類のパイはランチに人気が高い。ほかに、スープが付いたランチセットやスイートパイ、オーストラリアの伝統ケーキ・ラミングトンス、デニッシュ、キッシュなども提供し、朝食からランチ、おやつまで利用されている。24時間営業で、ミュージカルやパーティー後の深夜小腹がすいた際に訪れる客も多くいるという。
コーヒーは「こだわり」のオーストラリアン・ブレンドを使用し、濃さを選べる。ニューヨーク在住の日本人女性は「その辺にあるコーヒー屋のコーヒーを飲むよりも全然おいしい。パイもいろいろな種類があり、毎回新しい味を試すのが楽しみ。スイートパイも、アメリカならではの甘ったるさが全くなく、すごく食べやすい」と魅力を話す。
店舗はBroadway Fashion District店(1407 Broadway)、Penn Station店(469 7th Ave. )、Murray Hill店(207A Third Ave.)、Broadway Theatre District店(1691 Broadway)。全て24時間営業。