国際現代美術展「ザ・アーモリー・ショー」が3月4日~7日、ニューヨーク、ダウンタウンのピア92とピア94(12th avenue & W55th street)で開催される。
1913年に行われた大規模な美術展から始まった同ショーが、1999年から開催規模を広げ、今年は世界31カ国から267店のギャラリーが参加する。
江戸時代の風俗を現代芸術として表現するアーティスト・山口藍さんをはじめ、日本からは4店のギャラリーが参加し作品を出品する。パリのギャラリー「The Galerie Marght」から、ヨーロッパを中心に活躍する画家・黒田アキさんも、ニューヨークを題材にした作品「Cosmocity」を出品。
今回、「注目の地域」として紹介されているのはベルリン。「かつてニューヨークのチェルシー地区で活動する芸術家が、ニューヨーク現代芸術シーンを作り出したように、ベルリンでは現在、世界を代表するアーティストの活躍に続き、若手が新しいアートを作り出し多くのコレクターが注目している。伝統を尊重し、新しさを支援する意味も込められ、期待されるアートシーンだ」と同ショー広報担当のジオバー二さん。
開催時間は、木曜~土曜=12時~20時、日曜=12時~19時。入場料は、大人=30ドル、学生=10ドル、4日間パス=60ドル。