マンハッタンのチェルシー、30丁目からGansevoort St.までの2.33キロにわたって延び、ニューヨークの歴史的な鉄道レールを改造して作られた人気スポット「ハイライン」で現在、季節限定のさまざまなイベントが開かれている。
飲食ブースやカフェが立ち並ぶイベント「ハイラインフード」には連日多くの人が足を運んでいる。出社前にモーニングを買いに来たり、ランチをしたり、仕事帰りに飲みに来るニューヨーカーで常ににぎわっている。飲食ブースには9店が軒を連ね、ブルックリンで人気のソーダ店や地元産の原材料のみを使うアイスクリーム店、ニューヨーカーに人気のバーベキュー店などローカルな味が楽しめる。店舗は全て屋外のため、天気のいい日にはマンハッタンとニュージャージーの景色が見渡せるので休憩スポットとして人気を集めている。
14丁目のハイライン上では毎週火曜、「星空観測会」が行われている。設置されている望遠鏡で、都会にいながらも満点の星空を眺めることができる同イベントはハイラインの夏の人気イベントの一つ。夜になると恋人や友達同士、家族連れが集まり、子供からお年寄りまで多くの人でにぎわっている。
星空を見に来ていた家族連れは「都会に住んでいるとなかなか星を見る機会がないけれど、このイベントは子どもたちにも星を見せるいい機会。家族みんなで楽しめる」と話していた。
ハイラインフードの開催は10月18日まで。
星空観測会は毎週火曜18時30分~21時30分。10月29日まで。