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タクシーに続きNYの鉄道も日本製へ-MTA、川崎重工と契約

ロングアイランド鉄道に導入予定の車両(イメージ)

ロングアイランド鉄道に導入予定の車両(イメージ)

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 川崎重工の米国現地法人「Kawasaki Rail Car, Inc.」は9月19日、2017年から2018年にかけてニューヨークのメトロノース鉄道とロングアイランド鉄道で使用する通勤車両92両を受注したと発表した。契約を結んだニューヨーク州交通局(以下MTA)は、2022年までに最大で676両の追加受注を見込んでおり、その場合の売り上げは約18.3億ドルに上り、川崎過去最大のビジネス実績をつくることとなる。

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 MTAは現在、ニューヨーク公共交通網のサービス向上に取り組み、新サービス「イーストサイドアクセス」にも同社車両をを投入する予定。同サービスは2019年に開業するロングアイランド鉄道が、グランドセントラル駅を終点とした路線を新たに設置し、ジョン・F・ケネディ国際空港までのアクセスを飛躍的に改善することができる。また、ウエストチェスター郡と市内を結ぶメトロノース鉄道はロングアイランド鉄道との相互乗り入れを実現することで利便性が向上する。ニューヨークの大規模で革命的なインフラ整備のパートナーとして、川崎の高い安全性と技術力に白羽の矢が立った。

 ニューヨークでは今年10月より市内の公式タクシーとして日産車の導入が決定しており、市内に住む日本人男性は「鉄道とタクシーという主要な公共交通手段を通して日本の高いものづくり技術を日々体験することで、ニューヨーカーにとって日本がより身近な存在になるといい」と話した。

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