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ニューヨークの街中でショーウインドー3D名画「ナイトホークス」

夜見ると一層雰囲気も楽しめる Photo by Filip Wolak

夜見ると一層雰囲気も楽しめる Photo by Filip Wolak

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 マンハッタン23丁目に建つフラットアイアン・ビルディング(175 5th Ave.)の1階ショーウインドー「Flatiron Prow Artspace(フラットアイアン・プロウ・アートスペース)」で、エドワード・ホッパーさんの名画「ナイトホークス」が期間限定で3D展示されている。

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 三角柱のユニークな建築物として知られる同ビルディングの先端部分で、昨年の夏より始まったアート展示。昨年はグウィネス・リーチさんの紙コップアートが注目を集めたほか、時期によって変わるアートが話題を呼び、ひそかな観光スポットとなっている。

 「ナイトホークス」は深夜のダイナーにいる人々を描いた作品。都会の中の疎外感や空虚感を表現したホッパーさんの代表作として知られている。等身サイズの平面絵画をショーウインドー越しに見ると、中に人がいるような奥行き感が出るため、3Dテイストが味わえる。

 作品を見に来た女性は「絵をガラス越しに見るだけで楽しみ方が変わる。夜に見ると実際の絵画のような雰囲気が味わえる」と話す。

 展示を運営しているWhiteney Museum of American Art(945 Madison Ave.)では、並行してホッパーさんのデッサンの展示を行っている。

 ショーウインドーの展示は10月6日まで。

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