マンハッタンのアッパーウエストで10月20日、「Japan Block Fair(ジャパン・ブロック・フェア) NY福島祭」が開催された。同イベントは日本文化を披露するストリートフェアとして毎年恒例で行われている。今回は、ブロードウェーの93丁目から94丁目を閉鎖して実施された。
ストリートではニューヨークの人気料理店の屋台やヨーヨーすくい、よさこい踊りなどのパフォーマンスに加え、今年は「SMILE TOHOKU PROJECT」も参加。福島県からの出店や140人のコーラス隊などが会場を盛り上げたほか、福島復興大使も訪れ、感謝の気持ちを伝えた。
来場していた日本人男性は「震災があった時はニューヨークにいたので、いったい何が起こったかわからなかった。どうすることもできず、ただ募金をすることでしか力になれなかったが、2年半が経過した今、福島県の方々から感謝の言葉を頂けるとは思っていなかった。皆さんを見て、笑顔をもらった」と話していた。