昨年ルイ・ヴィトンとコラボレーションするなど、世界的に活躍する前衛芸術家・草間彌生さんの作品展「I Who Have Arrived in Heaven」が現在、ニューヨークのデビッド・ツヴィルナー・ギャラリー(525 W 19th St)で開催されている。
同展は草間さんの新作27点のほかに、2つのミラールームを公開。「無限の鏡の部屋-何億光年先の魂」では全面鏡張りの暗い部屋に天井からつるされたLEDライトが点滅し、宇宙と共に繰り返される生と死を表現している。
もう一つのミラールーム「愛が呼んでいる」は、今夏に六本木の森美術館「LOVE展」でも公開され話題となった。草間さんの代名詞ともいえる水玉模様が描かれた突起物が床や天井から伸び、暗い室内でさまざまな色に変化していく。部屋の中では愛の詩を朗読する草間さんの声が響き渡る。
ニューヨーク在住女性は「ルイ・ヴィトンとコラボしたり、草間さんの活躍には目が離せない。ニューヨークで作品展が開催中と聞いて早速行ってみたい」と話していた。
開催時間は10時~18時。日曜・月曜休廊。入場無料。12月21日まで。