ニューヨーク市内では2月12日の夜から降り出した雪が最大約30センチ積もり、市内のさまざまな公共交通機関に影響が出た。
11日夜には大雪警報が出され、13日は一部の電車が運行を見合わせたり、会社が休みになったりと大きな影響を及ぼした。昼には雪がいったんやんだが、その後もひょうのような雨が続いた。気温は2度と比較的に暖かく、溶け出した雪が水たまり状態になった。厚手のコートにマフラー、帽子と防寒対策をした市民が、滑りやすい路面に足を取られる姿も見られた。
13日から15日にかけてさらに雪が降り続くと予報が出ており、今後寒さが一層厳しくなることが予想されている。
ニューヨークに住む女性は「今年は雪がこんなに降っているのに除雪作業は車道優先でとても不便だ。歩道もちゃんと雪の処理をしてほしい。さらに雪が降り続くと溶けた時が心配。交差点などに大きな水たまりができると非常に歩きにくく、車からも水しぶきが飛んできて大変だ」と苦労を話す。