ニューヨーク市内にあるカップケーキ店「Sprinkles(スプリンクルズ)」(780 Lexington Ave.)の店先に3月25日、カップケーキの自動販売機が登場した。
同店は、2005年にロサンゼルスで開店したカップケーキ・ベーカリー。店頭には色とりどりのカップケーキが並び、多くの人を魅了している。2012年3月にロサンゼルス店が世界で初めてカップケーキ自動販売機を生み出し、その後シカゴ、ラスベガスなど5都市に設置。昨年の夏にはニューヨーク店での自販機設置が発表されたが、詳細は明らかにされず今回待望の登場となった。
設置された自販機にはタッチスクリーン式のパネルが埋めこまれ、客は自分の好きな味を選択。クレジットカードで支払いを済ませるとスクリーン脇に設置された受け取り口が開き、カップケーキの入った小さな箱が出てくる。
オープン初日となった25日、店先には自販機の登場を待ち望んだニューヨーカーが列を作った。列に並んでいたシェリルさんは「今日友達がフェイスブックに載せていたのを見て知った。チョコレートかピーナッツバターカップのどちらにしようか悩んでいる。いつでもカップケーキを購入できるからうれしいし、ワクワク感がある」と話した。
日々新しいカップケーキが補充され、24時間稼働する。現在、オープニングを記念してギフト券などがランダムで当たるキャンペーンを行っている。
価格は1個4.25ドル。