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NY「トライベッカ映画祭2014」始まる-日本からも実力作品が出展

街の復興と活性化を目標としている Image courtesy of the Tribeca Film Festival.

街の復興と活性化を目標としている Image courtesy of the Tribeca Film Festival.

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 毎年恒例になっているニューヨークの映画祭「Tribeca Film Festival 2014(トライベッカ映画祭)」が、4月16日から開催される。

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 今年で13回目を迎える同映画祭は、2001年のアメリカ同時多発テロ事件以降停滞したニューヨークの経済復興を目的に、俳優のロバート・デ・ニーロさんなどが中心となって設立。各国から参加者を募り、設立以降80カ国以上から1500本を超える映画を上映してきた。経済効果は現在までに推定8.5億ドルとされるほどの人気映画祭となっている。

 今年は5000本を超える応募作の中から選ばれた注目作品が集結し、トライベッカ地区の映画館などで上映される。日本からは黒木智樹監督の短編アニメーション映画「CYCLOID(サクロイド)」が出展。同作品は世界約70都市で上映され、米国アカデミー賞公認の映画祭で入選したほか、国際映画祭で賞を受賞した実力作。今回初めてとなるトライベッカ映画祭への出展に国内外から注目が集まる。通常上映以外にも、4月25日には同映画祭に参加している全ての映画館が無料上映会を実施する。

 また同映画祭は、映画の上映だけではなく地域コミュニティーが集まれる場所を提供することによって市内全体の活性化を図っているのも特徴。ブロードウェーでのライブパフォーマンスやアートの展示、地元レストランや商店も参加するストリートフェアを実施する。

 開催は今月27日まで。チケットは、平日18時までと全日23時以降=9ドル、平日18時以降と週末=17ドル、トークショー=30ドル。

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