ニューヨーク市内のタイムライフビル前で4月27日、「第2回ドリーム夜さ来い祭り in New York」が開催された。日米よさこいチーム4組が集結し、よさこい鳴子踊りを披露した。

イベントの様子

　今年で2回目となる同祭りは、2002年に東京・お台場で開催されて以来日本各地で開催され、年齢や性別を問わずにだれもが参加できる。東京都の姉妹都市であるニューヨークでは昨年初めて日本の新文化を世界の文化の中心地から発信、日米の交流促進・活性化を目的として開催された。

　祭りには、同祭りオフィシャルチームのほか、東京の「東京よさこいカンパニー」、栃木の「蔵っこ」、ニューヨークを拠点に活動する全米唯一のよさこいチーム「10tecomai」が集まった。各チームオリジナル楽曲で「ソイヤ」「よっちょれ」などかけ声を掛けながら鳴子踊りを披露した。踊り以外にも観客飛び入り参加型の踊りや大旗振りを披露し、現地の人との交流を楽しみ、最後まで和気あいあいとした雰囲気となった。

　会場には日本人のみならず、多くのニューヨーク市民やフィラデルフィアからの旅行者などが足を止めた。中には踊りを見ながらスケッチを楽しむ人もおり、「歩いていたらたまたま見つけた。面白い動きをしていて、興味が湧いた。よさこい踊りを見るのは初めてだったが、いい経験だった」と楽しそうに話していた。よさこい踊りに参加した日本人男性は「最初に見た時は簡単に踊れると思っていたが、想像していたより体が疲れた。大旗振りにも挑戦してみたかった」とも。