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ロンドンのすし店がNYに出店-「個包装」アイデアで人気に

握りから細巻きなど様々な種類のすしがきれいにラッピングされている

握りから細巻きなど様々な種類のすしがきれいにラッピングされている

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 ロンドン発の人気すしチェーン店「Wasabi」(561 7th Ave.)が2月24日、ニューヨーク市内に1号店をオープンした。一貫ずつ個包装して販売するというアイデアが人気を集めている。

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 同チェーンは、韓国出身キム社長の「日本の新鮮な手作りずしと弁当をイギリスでも共有したい」という思いから、2003年にロンドンで1号店をオープン。日本の伝統的なすし・弁当の文化と、すしを個包装した珍しい販売方法は人気を呼び、現在では英国内に36店舗を構える大型チェーン店へ成長した。今回のニューヨーク進出は同店の海外初店舗。

 新鮮さにこだわり、その日に店内で手作りされたすしを個包装にして販売するという、今までの一般的な「すし」の概念から離れたアイデアはニューヨークでも話題に。客はズラリと並んだすしの中から好きなネタを好きな分だけ選ぶことができる。「すしは大好きだけど食べられない種類も多いので、こうしたビュッフェ形式だと好きなものだけ取れてうれしい」とニューヨーカーの心も捉えた。

 すし以外にも、チキン照り焼きやポークカツカレー、サケの照り焼きなど常時10種類ほどの弁当類を販売している。ボリューム感があっても雑穀米や野菜を多く使った、健康的な弁当を目的に来店する客も多い。

 営業時間は、月曜~土曜=10時30分~23時、日曜=11時~22時30分。

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