日本の中華料理界をけん引する「料理の鉄人」脇屋友詞シェフと「ベニハナ・オブ・トウキョウ」のCEO青木恵子さんがコラボレーションした、モダンチャイニーズレストラン「KOA（コア）」（12 W 21 St.）が7月21日、フラットアイロン地区にグランドオープンする。

「ベニハナ・オブ・トウキョウ」のCEO青木恵子さん

　同店のコンセプトは「新しい和食チャイニーズ」。新しくクリエートされたヌードルディッシュや脇屋シェフ得意のラーメンなどを中心に、従来の中華にはないヘルシーで洗練された中華料理をニューヨークで提供する。目玉メニューは具をメーンとして食べるヌードル料理「SORBA（ソーバ）」。中でも「SOYMILK DAN DAN SORBA」は、あっさりとした豆乳ベースのスープに麺・さんしょうを加えたひき肉などの具を入れ、味にアクセントと深みを持たせた特徴的なメニュー。SORBAは19ドルからで、脇屋シェフの料理が低価格で食べられるのは同店しかないという。

　前菜やヌードル、その他チャーハンや主菜などバラエティーに富んだメニューを提供する予定。「日本人の考えたチャイニーズをニューヨークで紹介したい」と青木さん。席数は130席で、プライベートパーティーができるスペースも用意する。木曜はDJナイトの開催も予定。

　営業時間はランチ＝12時～14時30分、ディナー＝17時～22時30分、バー＝17時～23時（17時～19時、21時30分～23時はバーでハッピーアワー）。土曜・日曜休業。