ニューヨークにあるコーヒーショップのドリンクが無制限で飲み放題になるスマートフォン・アプリ「CUPS(カップス)」が話題となり、日々コーヒーを飲むニューヨーカーから注目されている。
2012年にイスラエルの8つのコーヒーショップから始まった飲み放題システムは瞬く間に浸透し、今年の春からはニューヨークで導入された。市内で同アプリのサービスを取り扱っている店は約50店舗。現在も同サービスの導入を希望する店が多く、これからますます規模が拡大していく予定。
1カ月飲み放題プラン加入者は、同アプリを導入している店舗でアプリ画面を見せると期間中何回でもドリンクが買える。スタンダードなコーヒーと紅茶が飲める「アメリカン・クラシック」と、カプチーノやエスプレッソなども飲める「フォーリン・フレアー」の2種類。また、飲み放題プラン以外にもコーヒー11杯14ドルなどプリペイド式のプランも用意している。
アプリを使う人は「毎日通っていたカフェがアプリに参加したのでサービスを使ってみたところ、以前と比べてはるかに安くコーヒーが飲めるようになった」と語った。お気に入りの店を見つけたらいちずに通ったり、いろいろな店を探索して飲み比べをしてみたりと、あらためてコーヒーを楽しむ人の姿が多く見られた。
飲み放題プランは、アメリカン・クラシック=45ドル、フォーリン・フレアー=85ドル。