ニューヨークのミッドタウンで8月31日、ブラジルの祭り「Brazillian Day New York(ブラジリアン・デー・ニューヨーク)」が開催された。今年30回目を迎える同イベントに、多くの人が足を運んだ。
同イベントは、ブラジルの独立を記念して世界中で開催され、その中でもニューヨークは世界最大規模で行われる。10ブロック以上を閉鎖し、パレードやブラジルの人気アーティストによるライブ・パフォーマンスなどを行い、訪れた人の熱気が街を包んだ。
250もの屋台では、ブラジルの代表的なおやつ「パステル」や、炭酸飲料の「ガラナ」、豆の煮込み料理などを提供する人を中心に、多くのフード屋台が出店。食べ物だけではなく、洋服やアクセサリー、雑貨やマッサージなど、1日では回り切れないほど多種多様の路面店が出店した。
リトルブラジルのある46番ストリート周辺は特に、メーン・コンサートの時刻になると大混雑し、歩行も困難なほどになった。観客らは、緑色と黄色のブラジルカラーに身を包み、ブラジルで活躍するアーティストの奏でる音楽とともに歌って踊って酔いしれた。