10月28日から始まる大リーグのワールドシリーズ初戦を同日夜に控え、タイムズスクエアで激励会が開催された。
同会には今年のワールドシリーズで9年ぶり27度目の優勝を懸け、フィラデルフィア・フィリーズと対戦するニューヨーク・ヤンキースを激励しようと、大粒の雨が降る悪天候にもかかわらず多くのファンが詰めかけた。
タイムズスクエアの一角に特設ステージと大きなユニホームを設置。ヤンキース・グローバル・エンタープライズが運営するスポーツ専門チャンネル「YESネットワーク」のアナウンサー、マイケル・ケイさん司会進行の下、同チームファン5人による「わたしを野球に連れてって」の熱唱でスタート。
ニューヨークのマイケル・ブルームバーグ市長も、地元を代表するチームの応援に駆け付け、「トロフィーがあるべき場所に戻される時が来た」と激励。ファンは一堂に声を上げる一同に歓声を上げた。司会のケイさんが「ヤンキース優勝となったら、さらに大きなパーティーをブロードウェーで開いても良いか」と質問すると、「もちろんだ。盛大に祝おう」とブルームバーグ市長。盛大な優勝パレードを約束した。
そのほか、1973年と1977年ワールドシリーズMVPとして有名なレジー・ジャクソンさんやミッキー・リバースさん、ジェフ・ネルソンさんなどの元ヤンキース選手が応援のメッセージを送った。
両チームは11月5日までに7回戦を、ニューヨークとフィラデルフィアで戦う予定。