今年3月、ミッドタウンにオープンしたレストラン「ZENGO(ゼンゴ)」(622 3rd Avenue, New York)が4月12日、同店地下にテキーラ・ラウンジ「La Biblioteca(ラ・ビブリオテカ)」をオープンした。
スペイン語で「図書館」の意味を持つ同店では、ゼンゴのオーナーで北米・中南米とドバイにレストランを持つ、シェフのリチャード・サンドバルさんのコレクションで、テキーラの原料として知られるあるアガベ(リュウゼツラン)の蒸留酒400種以上を所蔵。テキーラのほか、原酒である「メスカル」や「ソトル」など、異なる品種、技術で精製したブートレグや新種をメキシコの蒸留所から直に仕入れる。
「世界の食材と地元の食材を使って中南米料理のポテンシャルを探求しているが、それと同様にテキーラも、外国からの技術を取り入れてメスカルからテキーラへと変ぼうを遂げた。ビブリオテカは、このような変化と洗練された蒸留酒をオマージュした空間」とサンドバルさん。
店頭では、豊富なセレクションからテキーラソムリエの下、テイスティングを実施。気に入ったボトルはキープも可能で、店内の個人ロッカーで1本ずつ丁寧に保管される。毎週火曜に行う「チューズデー・テキーラ・テイスティング」では、メキシコからテキーラ親善大使が訪れテイスティングイベントも開く。
営業時間は、日曜~水曜=17時~24時、木曜~土曜=17時~翌2時。「チューズデー・テキーラ・テイスティング」開催時間は火曜の19時~20時。参加費は15ドル。