日本の学生デザイナー3人を含むアジア出身若手デザイナーが2月14日、ニューヨークのリンカーンセンター(10 Lincoln Center Plaza)で開催された「メルセデスベンツ・ファッションウィーク」でランウエーデビューを飾った。
今回デビューしたのは、バンタンとパルコがアジア若手デザイナーの発掘育成を目的とするプロジェクト「Asian Fashion Collection(アジアンファッションコレクション)」で、アジア各国の厳しい審査から選ばれた6人の若手デザイナー。日本からは、バンタンデザイン研究所の学生デザイナー 「ZOKUZOKUB(ゾクゾクビ)」星拓真さん、「TSUBASA SHINYO(ツバサシンヨウ)」榛葉翼さん、「old honey(オールドハニー)」原まり奈さん・鈴木優さんが参加した。
当日は、ファッション関係者をはじめ、世界中から集まったプレスやバイヤーなど約800人が来場し、ショー終了後には歓声が沸き起こった。会場のファッション関係者は「6人とも個性的で、6つのショーを一度に見たようで楽しかった」と感想を語った。
Asian Fashion Collection(AFC)のニューヨークファッションウィークへの参加は、2014年に続き2回目。昨年デビューした6人のデザイナーたちは、AFCでの実績とビジネス支援をもとに、衣装制作の受注、店舗販売、出資者の獲得など、それぞれのブランドのビジネスを拡大させている。