ニューヨーク春の恒例行事「Sakura Matsuri Festival(桜祭りフェスティバル)」が5月1日・2日、「Brooklyn Botanic Garden(ブルックリン植物園)」(1000 Washington Avenue, Brooklyn)で開催される。
同園では今月3日から約1カ月間を花見シーズンとして、220本のサクラの開花が楽しめる花見に加え、盆栽博物館や季節のハイライトツアーなどを実施。同フェスは、そのシーズンを締めくくる行事として2日間にわたって行う。
29年の歴史を持つ同フェスでは、伝統美と文化からJポップ文化、食、ゲームなど、日本の文化を異なる側面から紹介するパフォーマンスやイベントを用意。初日には、日本舞踊や沖縄の琉球舞踊、山形の花笠踊りなどのダンスパフォーマンスをはじめ、鍋料理の実演、パラパラのダンスレッスンなどを行う。2日目も、木版画や生け花の実演に琴と三味線のコンサート、日本刀によるパフォーマンス、コスプレファッションショーなどを予定。
ほかにも、和太鼓のパフォーマンスやコスチューム制作を競技としたコンテスト「Iron Cosplay(コスプレの鉄人)」を両日ともに開催。折り紙や和紙を使ったワークショップなど、子どもから大人まで楽しめる参加型イベントも多く用意し、日本の魅力が満載した内容となっている。
開催時間は、1日=10時~18時、2日=10時~19時。入場料は、大人=15ドル、65歳以上=10ドル、学生(12歳以上、要学生証)=10ドル、子ども(12歳以下)=無料、植物園会員=無料。