ニューヨークのウエストビレッジにアイスクリーム店「I-CE NY(アイ・シー・ニューヨーク)」(101 Macdougal St)がオープンした。タイ発祥アイスクリームの作り方がユニークだとソーシャルネットワーク上で話題を集め、週末には長蛇の列ができている。
同店の名前は、アイスクリームを作る工程を見ることのできる「I see」に由来する。冷たい石板の上にベースとなるアイスの液体を注ぎ、いちごやクッキーなど好みの材料を加える。素早く刻むように混ぜ合わせると、次第にアイスクリームが固まっていく。薄く平らに伸ばしたアイスクリームをロール状に削り取るという製法が動画サイトなどに掲載され、人気に火を付けた。
シャキシャキとした食感とアイスクリームの濃厚な味わいが特徴。フルーツなどのトッピングやソースを選ぶことで、何通りもの組み合わせが楽しめる。「おすすめはタイ・アイスティー。珍しい味だが、アジア人にとってはなじみがあるので、人気を集めている。アイスクリームを味わうのはもちろん、実際に作る工程を見て楽しんでほしい」と店舗スタッフは話す。
同店を訪れた人は「たまたま見つけて入ってみたが、ユニークなアイスクリームの作り方にびっくりした」と話した。
営業時間は12時~23時(金曜・土曜は翌1時、日曜は23時30分まで)。