ご当地キャラ、アメリカ進出へ-日本政府観光局が「ゆるキャラ」紹介

日本政府観光局のウェブサイト「Anime & Pop Culture」トップページ © Japan National Tourism Organization

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 世界の13都市に事務所を置く日本政府観光局(JNTO)のニューヨーク事務所は、同所が管理・運営するウェブサイトで日本各地の「ゆるキャラ」を紹介している。

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 同所では、日本のアニメやJポップカルチャー、一般的な観光情報などを紹介するサイト「Anime & Pop Culture」内に、ゆるキャラを特集したページ開設。今年2月と3月に、会員登録されている地方自治体を対象に公募を行ったところ、平城遷都1300年記念事業の公式マスコット「せんとくん」や姫路のイメージキャラクター「しろまるひめ」など10以上の自治体からの公募があった。現在も募集を行う同所には、既に5団体が賛同。6月にキャラクターの追加掲載を予定する。

 同ページでは、キャラクターの生年月日、性別、趣味、好物、特技を英文で紹介するとともに、自治体の英語サイトリンクを無料で掲載。特徴的な「ゆるいマスコットキャラクター」を通し、北米に向けて各地の観光情報や見どころをアピール。3月にリニューアルしたAnime & Pop Cultureサイト全体では、トップページのアクセス数が1カ月で約10倍に上昇した。

 同所によると、サイトの紹介チラシを作成し、今後展開するアニメイベントや消費者向けイベントで広報活動も行う予定。昨年行われたアニメフェスティバルでは、3日間で1,000人以上の動員を記録し、ゆるキャラも含め今後の日本人気の盛り上がりに期待する。

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