リベリアからニューヨークへ移住したタクシードライバーの人生を描いた映画「Out of My Hand」が、現在ニューヨーク市内で限定公開されている。
ニューヨーク在住の福永壮志監督が手掛け、リベリアとニューヨークが舞台となっている。リベリアのゴム農園で働く主人公が将来に希望が見いだせずにニューヨークに移住し、タクシードライバーとして働きながら自身と向き合っていく物語。
リベリア政府から公式支援を得た初めての作品として注目を集め、数多くの映画祭で上映されてきた。6月に行われたロサンゼルス映画祭では最高賞、サンディエゴ・アジアン映画祭では新人監督賞を受賞した。
今回はインディペンデンス映画館「IFC Center」(323 6th Ave.)とニューヨーク市立図書館の「Schomburg Center」(515 Malcolm X Blvd.)で上映される。その後、全米各地で上映ツアーを行い、ヨーロッパやアフリカで公開を予定している。
チケット=10ドル~。