ニューヨークの 「Jacob K. Javits Convention Center(ジェイコブ・ジャビッツ・コンベンションセンター)」(655 W 34th St) で6月16日~18日、企業の海外進出支援を目的とする展示会「International Franchise Expo 2016(インターナショナル・フランチャイズ・エクスポ)」が開催した。
「JETRO(日本貿易振興機構)」が主催した同イベント。今年は公募の中から選出した外食、美容、教育日系企業6社が参加。同展を目当てに渡米するビジネスマンも多く、来場者数は過去最高の2万人を記録した。
出展企業は自社サービスを来場者にアピールし反応を見ることで、フランチャイズ契約と同時に、市場の大きい米国での事業展開が可能かをリサーチ、マーケティングする。
各企業は会場内にブースを構え少人数で自社サービスを来場者に説明した。中でも日系企業が集まる入り口正面のエリアでは試食会を行い、足を止める来場者も多く、人気を集めていた。
試食をしていたビジネスマンの一人は「日系企業はラーメンをはじめ、素晴らしいサービスを持つ企業が多い。新しいビジネスを見つけるのに同イベントは適している」と話す。
米国のフランチャイズ市場は1兆3000億ドルにのぼり、フランチャイズ展開が企業の海外進出において優位をもたらす手段の一つとなっている。