ニューヨークの「Jacob K. Javits Convention Center(ジェイコブ・ジャビッツ・コンベンションセンター)」(655 W. 34th St.)で8月21日~24日、北米最大のギフト関連見本市「NY NOW(ニューヨーク・ナウ)」が行われた。
ギフト製品、キッチンウエア、日用品、デザイン雑貨などが展示され、北米や周辺国から主要バイヤーが多数訪れた。
ジャパン・パビリオンでは、日本貿易振興機構(ジェトロ)が個別支援・アドバイスを行った、海外での販路開拓を目指す中小企業が14都道府県から28社出展した。
13社が初出展で、うち2社は初めての海外輸出に取り組んだ。初出展の「%PERCENT」は、職人が日本製の糸を使い手作りしたソックスや手袋を、北米市場用に色味を変えて展示。「PRODIA」は初日で4日分の注文数を完売するほどの人気を集めた。
メード・イン・ジャパン・プロジェクトによる「NIPPONSAN」も初登場。伝統的な会津塗の製品を扱う「BITOWA FROM AIZU」の小沼俊之さんは「展示会の先の展開を見据え、今回初めて出展した」と話す。
各社は日本製にこだわりながらも、米市場に合わせてさまざまな工夫を凝らした製品を用意し、展示会ではヒアリングやリサーチをしていた。