ニューヨーク市で10月13日から、同市最大規模の食とワインの祭典「the New York City Wine and Food Festival」が開催。
期間中は100以上の飲食関連のイベントが市内各地で行われ、約5万5000人の訪問客が予想されている。500人以上の世界的シェフやセレブ、100以上のワインメーカーが関わっており、シェフとの夕食やブランチ、試飲・試食パーティー、調理の実演など、内容は多岐にわたる。イベントの創設者兼ディレクターのリー・ブライアンさんは、「これまでのイベントの中でも、今年は最も多様で新しいテーマや味覚が満載」と語る。
イベントの収益は「No Kid Hungry」や「Food Bank for New York City」を通して、飢餓撲滅のための支援金として寄付される。
米国では現在、5人に1人の子どもが空腹を抱えており、「No Kid Hungry」は同イベントを通して得た収益金で、子どもたちが毎朝、栄養価の高い朝食を取り、各家庭が計画的な食材購入・調理ができるようなスキルの習得を支援。ニューヨークで30年以上、飢えを防ぐための活動を実施してきた「Food Bank For New York City」は、市内の1000以上の学校とチャリティー団体とのネットワークを通して、6400万人以上の人に食事を提供している。
イベントの詳細、開催時間、場所、チケット料金はウェブで確認できる。今月16日まで。