和牛の魅力を伝える NYで飲食関係者向けにセミナー・試食会 

会場で提供されたコモモとイチボの炙りすし

会場で提供されたコモモとイチボの炙りすし

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 日本畜産物輸出促進協議会は10月13日、ニューヨークのICE料理学校(225 Liberty Street)で和牛の輸出促進を目的としたプロモーションイベントを開催した。

会場の様子

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 同協議会がニューヨークでイベントを開催するのは3回目で、レストラン関係者を中心に50人以上が参加した。イベントはセミナーと試食会の2部構成で、前半のセミナーでは同協議会の伊地知事務局長が和牛の歴史、徹底した血統登録制度、格付け方法や味の特徴について講演。後半の試食会では料理の実演とともに和牛の炙(あぶ)りずし、たたき、すき焼きが提供された。

 イベントに参加した高級日本食レストラン「Brushstroke(ブラッシュストローク)」のアメリカ人スタッフは、「和牛料理を提供している。和牛独特の香りと口の中で溶ける舌触りをお客さまは楽しんでいる」と和牛の魅力を語った。他の参加者からは、「血統登録制度なら個々の牛がどのような餌を与えられていたかもわかるのか?」など健康意識の高いニューヨークならではの質問も上がった。

 近年、和牛をはじめとする日本の畜産物が高級グルメ食材として注目され、安心、安全、高品質の評価の下、世界中で需要が拡大している。同協議会は、牛肉、豚肉、鶏肉などの国産畜産物のブランド強化と、さらなる輸出促進を目的として世界各国でプロモーションを展開している。

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