今年で20回目となる「ニューヨーク・インターナショナル・チルドレンズ・フィルム・フェスティバル」のチケット一般販売が1月25日、始まる。
同フェスは毎年開催される北米最大の子ども映画祭。世界各地から出展されたアニメ―ション作品およそ2500点の中から100点を選んで上映するほか、ワークショップ、フィルム制作者へのQ&Aセッション、授賞式など、盛りだくさんの内容で約1カ月にわたり開催される。過去にはスタジオジブリの全作品や「サマー・ウォーズ」「マイマイ新子と千年の魔法」などが上映された。「子ども映画祭」といわれながらも大人が見ても楽しめる作品が多い。
節目の20回目となる今年はオープニングデーで、日本で話題になった「君の名は。」を上演。最終日には「攻殻機動隊S.A.C.」シリーズや「東のエデン」、「精霊の守り人」などの制作で知られる神山健治さんが監督を努めた「ひるね姫 ~知らないワタシの物語~」の上演が決定した。そのほか短編アニメーション、ドキュメンタリーや実写映画なども上映予定。
会員向けのチケット販売はすでに販売中。6つの会場で開催され、料金は一般作品が13ドル、スペシャル・イベント・フィルムが16ドル、全部の作品を鑑賞できるVIPチケットが450ドル。