グリニッジビレッジで10月31日、全米最大級のハロウィーン仮装パレード「New York’s Village Halloween Parade」が開催された。
ニューヨーカーが「1年で最も自由になれる日」とされる同イベントは今年で36回目を迎える。毎年趣向を凝らしたユニークなものから、ハロウィーン定番のものまで、色とりどりのコスチュームが、6番街を4thストリートから北上、22ndストリートまでを練り歩く。降りしきる雨にもかかわらず、今年のパレード参加者は約5万人(主催者発表)、観客は10万人に上った。
パレードは19時過ぎから始まり、大きなスケルトンの操り人形や53組のバンドが行進。今年一番の売れ筋コスチュームとして話題となった、マイケル・ジャクソンさんに扮(ふん)する参加者も多く見られた。「スリラー」「Beat it」のミュージックビデオを数グループが再現。中には50人規模のグループもあり、迫力あるダンスとコスチュームを披露した。
そのほか、マンハッタン西側を流れるハドソン川の由来にもなった探検家ヘンリー・ハドソンの航海400周年を記念した出し物も行進。同イベント委員会とボランティアによる、船のレプリカと海に見立てた青いバナーがパレードに加わった。