映画「Sex and the City 2」公開でニューヨークに経済効果

「Sex and the City 2」をモチーフにしたメーシーズのショーウィンドー

「Sex and the City 2」をモチーフにしたメーシーズのショーウィンドー

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 ニューヨークを舞台にした映画「Sex and the City 2(セックス・アンド・ザ・シティ)」の5月27日公開に合わせ、ニューヨークでは映画にまつわる宣伝やサービスが大きな盛り上がりを見せている。

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 同作品は、ニューヨークをはじめ全米の女性ファンからも絶大な支持を受けるテレビドラマとして、米ケーブル局HBOが1998年から2004年まで放送。ニューヨークで生活する女性4人のライフスタイルを、現実的に描写するラブコメディーとして女性の心をつかみ大人気となった。その後2008年に初の映画化。初登場1位に輝き、興行収入50億円以上を記録した。

 その続編となる今回の作品は公開前から大きな話題を呼び、マンハッタンでは老舗デパート「Macy's(メーシーズ)」が映画を宣伝。ショーウインドーを映画の主役4人に見立てたマネキンを華やかな衣装で飾るほか、街には巨大ビルボードなども登場した。

 ニューヨーク市内のバーでは、映画の中で主役が愛飲するカクテルが「コスモポリタン」ということから、女性客にコスモポリタンを無料提供する店や、映画の名前を告げればワインとデザートが無料になる店などが続出。主人公たちのファッションの講座やネイルサロンなどを展開する店も出現している。

 そのほか、入場チケットと映画のロケーション地巡りツアーがセットになった商品も発売されるなど、地元ビジネスに活気をもたらす相乗効果を与えている。

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