食事をしながら食をテーマにした映画を鑑賞する映画祭「NYC Food Film Festival(NYCフード・フィルム・フェスティバル)」が6月23日、始まる。
4回目を迎える同フェスは、マンハッタン、クイーンズ、ブルックリンの3カ所で行われる屋外イベント。食べ物や食に関連する人物などを題材に映画制作をする「フードフィルムメーカー」から寄せられた36作品を上映。6部門で各優秀作品を決定する。
上映作品のラインアップは、1分の短編や90分の長編、ドキュメンタリー、フィクション、アニメーションなどとさまざま。台北の夜の屋台を描写する「Night Market Taipei」や、ヨーロッパで200年以上菓子店を営む一家を追った「Flowers, Fruit, Sugar, and Spices」など、海外が舞台の映画のほか、NYで惜しまれつつ閉店した老舗ダイナー「Florent(フローレント)」に捧げる「Florent: Queen of the Meat Market」など、地元映画もそろう。
会場では映画の題材となるフードを用意。観客は、映画を鑑賞しながら食事ができる。「フードフィルムを見ていると、その食べ物が食べたくなることがあるが、このフェスではそれが可能。カキの映画を見ながらカキが食べられる」と主催者のジョージ・モッツさん。NYで人気のフードトラックも多数参加し、スイーツやスナックなどを提供する。
開催時間は12時~22時。入場料は無料~325ドル。今月27日まで。