アメリカ自然史博物館、展示中の「脳エキシビション」が話題に

開催中の展示「BRAIN:The Inside Story」の一部 © AMNH/R. Mickens

開催中の展示「BRAIN:The Inside Story」の一部 © AMNH/R. Mickens

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 ニューヨークのアメリカ自然史博物館(Central Park West at 79th Street, New York)で開催中の展示「BRAIN:The Inside Story」が、ほぼ日替わりの特別プログラムを用意し話題を呼んでいる。

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 昨年11月から行われている同展は、インタラクティブな展示物で脳の仕組みなどを探求するイベントとして人気を集める。展示特別プログラムでは、赤ワインが脳の老化を防ぐ成分を検証するセミナーや、麻薬が脳に及ぼす影響を議題に対話するバー「SciCafe」(毎月第1水曜オープン)など、21歳以上限定の大人が楽しめるプログラムも用意する。

 1月15日には6つの小プログラムから成る「BRAINFest!」を開催。中でも「The Future Brain」では、三菱重工が開発したコミュニケーションロボット「ワカマル」やレスキューロボットなどが登場するほか、「Brain in Motion」では卓球をしている時の脳の状態を検証し、瞬時の判断が必要となる卓球から得られる効果を学ぶなど、興味深いプログラムを予定する。

 ほかにも、犬の頭脳や知覚をデモンストレーションで学ぶ「A Dog's Mind」、バラやミントなどの香りから、人間の脳が感覚の入力を処理する過程を探求する「Smell (and Taste) the Roses」など、1月以降もさまざまな企画を用意し来場者を楽しませる。

 開館時間は10時~17時45分。入場料は、大人=16ドル、子ども(2歳~12歳)=9ドル、シニア/学生=12ドルなど(プログラムにより追加料金あり)。8月14日まで。

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