米NBCのリアリティー番組「America's Next Great Restaurant(ANGR)」で優勝したレストラン「ソウル・ダディー(Soul Daddy)」(189 Front Street, New York)がオープンし、話題を呼んでいる。
同番組は、店舗オープンを懸け新しいレストランコンセプトで対決するもの。審査員のセレブシェフ、ボビー・フレイさんら著名人4人が出資。優勝者は、ANGR傘下でニューヨーク、ロサンゼルス、ミネアポリスの3カ所に出店する権利が得られる。
「ニューホームクッキング」のコンセプトを提案したデトロイト出身の元自動車工場作業員ジャモーン・ウッズさんは、ノンオイルや減塩などを気にした健康指向のアメリカ南部の伝統料理「ソウルフード」で優勝。今月2日にサウス・ストリート・シーポートに1号店となるNY店をオープンした。
同店では、脂を一切使わないベイクドハーブチキン(8.95ドル)、カントリースタイルリブ(11.95ドル)、ローストポーク(7.95ドル)、プルドポークサンドイッチ(4.95ドル)に、コールスロー、ワイルドライスサラダなどから2品と、全粒粉小麦のビスケット、コーンブレッドワッフルから1品の付け合わせをセットにして提供する。菜食主義者向けには、サイドディッシュ4品とブレッドから成るベジタリアンプレート(7.95ドル)も用意する。
営業時間は11時~21時(日曜は19時まで)。