ニューオリンズ・スタイルのかき氷を扱う「インペリアル・ウッドペッカー・スノーボールズ(Imperial Woodpecker Sno-Balls)」(145 7th Avenue South, New York)がウエストビレッジにオープンし、人気を集めている。
ニューオリンズ・スタイルのかき氷「スノーボール」は、きめ細かに削った氷を容器いっぱいに詰め、氷の半分くらいまでシロップをかけて食べるのが特徴。4年前にニューヨークに移り住んだオーナーのニーサ・ピーターソンさんが、自身の出身地で親しみのあるかき氷店を出店した。「ニューヨークにはないニューオリンズのかき氷を、家族ぐるみで楽しんでもらいたくて、グリニッジビレッジを選んで店を出した」とニーサさん。
同店では、チャイニーズテークアウトに使われる紙製の容器に山盛りでサーブ。ストロベリーやオレンジなどに加え、「バースデーケーキ」「モヒト」など32種類のフレーバーを用意する。バニラエッセンスやアーモンドエキスなどを使ったシロップは甘さも控えめ。「一番人気は『スイートルーズ・ネクタークリーム』。ニューオリンズにしかないフレーバーで、祖父が好きなことから彼の名前(ルー)をつけた」(ニーサさん)という。
オープンから間もないが、既にニーサさんと顔見知りのリピーターも多く、学校帰りの親子連れが気軽に立ち寄っている。子どもと来店した男性は「今日が2度目。周辺にはほかのかき氷店もあるがここが一番。子どものお気に入り」と話す。
サイズはスモール(4ドル)、ミディアム(5ドル)、ラージ(7ドル)で、トッピングにバニラアイスクリームやコンデンスミルクを1ドルで追加できる。ニューオリンズ産のポテトチップスやコーヒーも販売する。
営業時間は12時~22時。月曜定休。