ニューヨーク市観光局主催の恒例イベント「2011年夏・NYCレストラン・ウイーク」が7月11日から開催される。
同イベントは、ランチ24.07ドル、ディナー35ドルのプリフィックス・コース(ドリンク代、チップ、税金を除く)で気軽に高級レストランの味が楽しめるとして、ニューヨーカーや観光客からも人気の催し。95店のレストランの参加から始まった同イベントは今年で20周年を迎え、過去最多の320店ものレストランが参加するまでになった。
ニューヨーク&カンパニーCEOのジョージさんは「今年20周年を迎えた歴史あるイベントの開催がとても楽しみ。当イベント開催に携わった全ての人に感謝の気持ちを表したい」とコメントしている。
今年は近代建築物に併設されているレストランが話題を呼んでおり、リンカーンセンター内にあるイタリアン料理「Lincoln」は、ランチのみのスペシャルメニューを提供する。近代美術館「MoMA」に併設されているフレンチ・アメリカンの「The Modern」は、全米1位のレストランガイド「ザガット」で顧客満足度97%の支持を得ている人気店。東日本被災地へ炊き出しに行ったことで知られるアメリカンシェフのビル・テレパンさんの「Telepan」も注目を集める。
公式事前予約は6月29日から、オンラインで開始。それに先立ち、27日から観光局ウェブサイト「nyc.gov」のツイッターでつぶやかれている「シークレットリンク」からも予約が可能となっている。
7月24日まで。