マンハッタンから車で約1~2時間の場所に位置する、ニューヨークの「リゾート地」ロングアイランドのワイナリーが、夏場の注目スポットとして人気を集めている。
島であるロングアイランドは、海に近い土地柄と気候がワイン作りに適していることから、周辺には30以上のワイナリーが点在。ロングアイランド産ワインとして、近年その名が知られている。
ニューヨーク在住邦人の間でも近年注目を集め、「H.I.S.USA」などの旅行会社は「ロングアイランドワイナリー巡り」などのツアーを企画。交通手段の心配もいらず、日本語ガイドの添乗でワイナリーを訪ね、手軽なワインテイスティングの旅を提供する。
7月23日にはロングアイランド最東端となる街「モントーク(Montauk)」で、同地の商工会議所が主催する、ご当地ワイン称賛イベント「ナイト・アット・ザ・ライト」が開催。岬の灯台にワイナリーが集結しテイスティングを行う。今年は9カ所のワイナリーが参加するほか、ロングアイランド地ビール「ブルーポイント・ブルワリー」の各種ビールが味わえる。
ワインの付け合わせには、現地のケータリング会社で随一を誇る「The Art of Eating」がオードブルを用意し、地元ジャズアーティストによるジャズ演奏で盛り上げる。併せて、セレブによるワインの「お酌」やオークション、福袋、ラッフル、景品の贈呈なども企画。
そのほか、各ワイナリーや地域の商工会議所でもワインオークションや、ワイン製造クラスなどのイベントを企画するところが多く、9月初旬まで周辺エリアのにぎわいが予想される。
ナイト・アット・ザ・ライトの開催時間は17時~20時。参加費は85ドル。