米大手写真用品メーカー「Kodak(コダック)」(本社=ニューヨーク)が12月7日、フェイスブック(フェイスブック)と協力して行うプロモーション「Free Mark(フリー・マーク)」を始めた。
同プロモーションは、コダックが作成したフェイスブックアプリ「My KODAK MOMENTS」を利用し、個人のフェイスブックにポストされた写真でコラージュを作成。最寄りのKodakプリントキオスクに送信し印刷することで、ガラスの箱に閉じ込められたコメディアン、マーク・マルコフさんを開放するというもの。
「『フリー』という言葉が『自由・開放』という意味を持つように、オンラインで日の目を見ない写真をプリントし『フリー(自由)』にすることで、マークを『フリー(開放)』しようというコンセプト」とイベント・プロモーション・マネジャーのケイティーさん。100万枚の写真がフリーになると、マークさんはガラス箱から出られる仕組みになっている。
家具チェーン「IKEA」に1週間暮らしたり、アップルストアからつまみ出される方法を実験するなど、体当たりのパフォーマンスで知られるコメディアンのマークさんは今回、トラックの荷台に設置されたプレキシガラスの箱内で生活。中からユーストリーム中継を行ったり、ツイッターでつぶやいたりと、ガラス箱の外側と交流している。
「どのくらいの時間がかかるかわからないが、マークが外へ出た時にはサプライズイベントも待っている」(ケイティーさん)と、プロモーション最後に楽しみが待っていることも明かす。
印刷にはクーポンが適用され無料でコラージュが手に入るほか、キオスク端末からフェイスブックへのアクセスが可能で、店頭で直接プリントもできる。
トラックは日替わりで移動。停車場所はコダックのフェイスブックページで確認できる。