ニューヨークで「国際オートショー2012」開催-未来型カーに注目集まる

ショーで展示されているポルシェの「ボクスター」

ショーで展示されているポルシェの「ボクスター」

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 1000台近くの最新車が集まる「ニューヨーク国際オートショー2012」が、マンハッタンのジェイコブ・K・ジャビッツ・コンベンション・センター(655 West 34th Street, New York)で始まった。

会場の様子

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 「新しいアイデア、テクノロジー、未来型」をコンセプトに4月6日から一般公開する同イベントは100万人以上の来場が予想される。今回の目玉は、約4年後に約2,300万円での販売が決まった米国テラフュージア社が開発した空飛ぶ車「トランジション」。注目のモーターショーデビューを飾る。

 今回は、スポーツカーの展示も多く、トヨタ自動車はスポーティーな雰囲気が強調され大幅に改良された「ヴェンザ」、クライスラーグループは高性能モデル開発チームの「SRT(ストリート・アンド・レーシング・テクロノジー)」ブランドから注目のスポーツカー「SRTヴァイパー」をダッジ「ヴァイパー」の後継車として発表。

 2013年からイエローキャブとしてデビューする日産の「NV200」もお披露目。タクシーに求められる快適性を追求し、エアコン&ヒーター調整システムの導入、パソコンなど接続可能なUSBポートなど、次世代タクシーとしてニューヨークの街を走る。

 今年は昨年に引き続きエコカーにも注目が集まり、ポルシェは米で初投入するディーゼルエンジン搭載車の新型「カイエン」、BMWは4気筒のターボエンジンが搭載され、今秋米国で発売予定の新デザイン「X1」の改良モデルを発表する。そのほか、電気自動車「Nissan Leaf(日産リーフ)」インフィニティーバージョンのコンセプトモデルの特設ブースも登場。

 開催期間は、月曜~土曜=11時~22時、日曜=10時~19時。入場料は、13歳以上=14ドル、2歳~12歳=4ドル。今月11日まで。今月15日まで。

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