ニューヨークのグラフィックデザインTシャツブランド「Urban Cricket(アーバン・クリケット)」が4月19日、2012年新作を販売する期間限定ストアをオープンした。
同店は、ナビスコ工場の跡地としても有名なチェルシーマーケット(75 9th Avenue, New York)内にポップアップオープンしたセレクトショップ「Springle(スプリングル)」内にブースを出店。
かつての巨大工場の面影を残したアンティークな雰囲気の中、毎日たくさんの人が買い物を楽しむ同マーケットの一角に、NYをモチーフにしたシンプルなアートかつおもしろさを兼ね合わせたデザインで知られる、アーバン・クリケットの新作Tシャツが並ぶ。
同ブランドのブースを担当するNY出身グロリアさんは「近所であるチェルシーマーケットが好きで、スプリングルからの依頼で今回の出店が実現した。Tシャツのデザインは、全て私と友達のオードリーが、自分たちの好きなものを描いて販売している」と笑顔で話す。
今回販売している20種類のデザインTシャツは、女性用Vネック(34ドル)、クルーネック(28ドル)と男性用(28ドル)の3タイプ。同柄のトートバッグ(24ドル)の販売も行う。
「女性にはキリンの絵柄、男性にはカメラとウディ・アレンの柄が人気。アメリカ人はウディ・アレンが好きだからね」(グロリアさん)とも。
ハッピーで地球に優しい流行商品を生み出すスプリングルは、ジュエリー&アクセサリーデザイナーのジル・シュワルツが手掛け、アーバン・クリケットのほかにもクイーンズで作られたバッグやアクセサリーを販売する「First World Trash(ファースト・ワールド・トラッシュ)」やブルックリンを拠点に金属製のユニークな置物を扱う「Gauge NYC(ガウジ・ニューヨークシティ)」など16ブランドのブースが並ぶ。
営業時間は10時30分~19時(最終日は17時まで)。今月29日まで。