毎年恒例となっているニューヨーク最大規模のアートのの祭典「Museum Mile Festival 2012(ミュージアム・マイル・フェスティバル2012)」が6月12日に開催される。
会場は、アッパーイーストサイドの5番街、82丁目から105丁目までの長さ約1.6キロメートル(=1マイル)の、通称「Museum Mile」と呼ばれる美術館通り。期間中は歩行者天国となり、アート関連の出店やジャズなどの演奏が展開されるほか、美術館スタッフと共にストリートアートも体験できる。
当日は、18時~21時限定で、10カ所の美術館や博物館への入場が無料となる。無料となるのは、「ニューヨーク市博物館」や「メトロポリタン美術館」、アメリカの芸術の歴史をひもとく「Neue Galerie New York(ネウエ・ギャラリー・ニューヨーク)」、アフリカの文化や歴史がテーマの「Museum For African Art(ミュージアム・フォー・アフリカン・アート)」、プエルトリコの文明やラテンアメリカの芸術・文化にフォーカスを当てた「El Museo Del Barrio(エル・ミューセロ・デリ・バリオ)」など、ニューヨークを代表する美術館や博物館ばかり。
同フェスは毎年6月第2火曜に開かれ、今年で34回目。1978年の第1回から、ニューヨーカーにとどまらず世界中から観光客が訪れ、これまでの総入場者数は100万人を超える。