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NYダウンタウンで4週間のアートの祭典-幕開けは「12時間ライブマラソン」

過去の「バング・オン・ア・キャン・マラソン」の様子©Stephanie_Ber

過去の「バング・オン・ア・キャン・マラソン」の様子©Stephanie_Ber

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 マンハッタンのダウンタウンで6月17日から4週間にわたり、芸術イベントを毎日行う夏のアートの祭典「River To River Festival(リバー・トゥー・リバー・フェスティバル)」が開催される。

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 注目は、初日12 時から24時にかけてワールド・フィナンシャルセンター・ウインターガーデン(200 Vesey Street, New York)で開かれる、延々12時間のキックオフイベント「Bang on a Can Marathon(バング・オン・ア・キャン・マラソン)」。もともとは1987年にソーホーの屋上コンサートから始まったもので、今年で25周年を迎える。当日はチェロ奏者のマヤ・ベイザーさんや、多様なジャンルの作曲と斬新なパフォーマンスで知られる音楽家アルビン・ルーサーさん、インディーズ・ギタリストとして定評のあるカキ・キングさんなど、ニューヨークはもちろん世界中からアーティストや作曲家が集まる。

 同フェスを主催するのは、ダウンタウンを中心に40年近くアートや文化イベントの支援をしてきた非営利団体「Lower Manhattan Cultural Council(LMCC:ロウワーマンハッタン・カルチュアル・コンシール)」。サム・ミラーLMCC会長は、「今年のフェスでは、ほかとは比べ物にならないほど広く深い範囲の芸術プログラムを提供できてうれしい」とコメント。アートや映画、ダンスや音楽パフォーマンスだけでなく、子どものためのアクティビティーやゲームなど家族向けイベントも充実させる。また、アーティストの新しいアイデアを育てる場にもするという。

 各イベントは、ハドソン川からイースト川、ガバナーズ島からヒューストン通りの公園や広場などで催される。全イベント無料。7月15日まで。

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