ニューヨークの摩天楼の中にある公園・ブライアントパーク(41 West 40th Street)で夏の間の毎週木曜、「ブロードウェイ・イン・ブライアントパーク」が開催されている。会場では1日に複数のブロードウェイミュージカルのパフォーマンスが披露され、客席は大いに盛り上がりを見せている。
毎週木曜のランチタイムに、同パークの特設ステージで開催。ブロードウェイ・オフブロードウェイのミュージカルから毎回4~5作品を選び、それぞれのハイライトシーンを十数分ずつ、合計1時間のダイジェストで上演する。毎年夏の恒例行事で、今年は今月12日に始まり、期間中27作品が紹介される予定。
2週目の7月19日は、カナダのエンターテインメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」の「Zarkana(ザーカナ)」で幕開け。実際のミュージカルと同じ衣装で会場を沸かせた。続いてオフブロードウェイ・ミュージカルの「Wicked(ウィキッド)」「Memphis(メンフィス)」「Sister Act(シスター・アクト)」「Ghost(ゴースト)」からそれぞれメーンキャストが登場し、名場面・名曲を再現した。
「ウィキッド」を見るために友達とニュージャージーから来たというケイト・オハーレさんは、主人公2人によるラストシーンの歌に感動。「今年で見に来るのは5年目。とても楽しくてすてきな夏のイベント」と笑顔で話し、公園を後にした。
開催日時は、毎週木曜12時30分~13時30分。入場無料。8月16日まで。