来年夏、5年ぶりにニューヨークで開催される「メジャーリーグ・ベースボール(MLB)・オールスターゲーム2013」のロゴが8月7日発表された。
2013年は、クイーンズ区にあるニューヨーク・メッツの本拠地「シティ・フィールド」(12301 Roosevelt Avenue, Flushing)で初めて開催される。ロゴの発表も、同スタジアムで行われた。
ロゴは、メッツのチームカラーである青とオレンジをモチーフにしたもので、カンザスシティ・ロイヤルズのイメージに似せた今年の球宴ロゴから一変、レトロな雰囲気に。メッツのマークと同じ字体を採用したものや、ニューヨークを象徴する摩天楼がボールを背景に描かれたものなど、3種類のデザインがある。
アメリカン・ナショナル両リーグの選抜選手が対戦するMLBオールスターゲームは1933年に始まり、来年で84回目。このうちニューヨークでは、かつてのメッツのホーム「シェイ・スタジアム」や、ニューヨーク・ヤンキースが本拠地としていた「旧ヤンキースタジアム」などで開催されていて、来年の「シティ・フィールド」で9回目の開催。これは1都市の最多開催記録となる。MLBのティモシー・ブロスナン上級副社長は「来年の夏、ニューヨーク市はスポーツの中心地になるだろう」とコメントしている。
今年のオールスターゲームにも出場したメッツのデビッド・ライト三塁手は、「メッツのホームであるこの素晴らしいシティ・フィールドを、ついに世界中の人々に知ってもらえる機会ができてうれしい」とコメント。ゲームは来年7月16日に行われる。