「ラーメン激戦区」ニューヨークはブルックリンのキャロルガーデンズに8月15日、同エリア初となるラーメン店「Dassara(ダッサラ)」(271 Smith Street)がオープンし、一風変わったメニューで勝負している。
ジャスティン・デスピリトさん、ラナ・ヤンさん、ジョッシュ・カプランさんが共同経営。3人が暮らすエリアに親しみやすいレストランを開きたい、という夢を叶えた。店名の「ダッサラ」は、日本語の「脱サラ」を居心地の良い場所から飛び出し夢を貫くことと意訳し、それに由来する。「3人とも以前からラーメンが好きだった。独自の『ひねり』を加えたラーメン店を目指している」とデスピリトさん。
メニューは鶏ガラスープとチャーシュー、卵のシンプルなラーメン(12ドル)をはじめ、白あさりとパセリ、チヂミを添えた汁なしラーメン「白あさり混ぜ麺」(13ドル)、ユダヤ教ゆかりの伝統料理マッツォボールチキンスープに、麺、地元産のベーコン、卵を加えた「Deli(デリ)ラーメン」(15ドル)など、ユニークなラーメンが味わえる。
サバタルタル(10ドル)、スティームバン(8ドル)、ハツ揚げ(8ドル)、ししとう焼き(9ドル)などのサイドメニューも用意する。
2部屋から成る店内には、55席のダイニングエリアのほか、15席を設けるバーエリアでは、日本酒や焼酎、泡盛も多く扱い日本の酒で作るカクテルが楽しめる。秋にはインタラクティブな日本地図を設置し、同店で扱う酒の産地を紹介する予定。
営業時間は17時~23時(土曜は24時、日曜は22時まで)。火曜定休。