ロウアーイーストサイド地区に昨年12月31日にオープンしたハンバーガーショップ「Mikey's(マイキーズ)」(134 Ludlow Street, New York)が販売する「アジアの調味料を使ったハンバーガー」が、若者を中心に人気を集めている。
ニューヨーク市内でベトナムの味をキーワードにしたレストラン数店を経営し、ザガットの「2009年、最も多くのレストランを開業した、ニューヨークのシェフ」に選ばれたマイケル・バオ・フィンさんがメニューを手掛けた。
同店では、アメリカの伝統的スタイルのハンバーガー「BLT」に日本の「キユーピー・マヨネーズ」を使用している。「以前、日本食レストランに勤務していた時に日本の調味料を試してみたことがきっかけ」と、オーナーのステファンさんはアメリカの伝統料理にアジアの隠し味を加えた経緯を話す。人気商品「LAMB(ラム)」は、ハラペーニョ、ミント、ピーナツソースが添えられたサテー風の味付け。価格はいずれも6ドル(約540円)
「さまざまな食文化と流行が共存し、人々の食に対する好みは変わりつつある」とステファンさん。
同店では現在、4種類のハンバーガー(5ドル~6ドル=約450円~540円)や、フライドポテトなどを販売するほか、新メニュー開発の計画も進んでいる。「黒ゴマシェイク」(5ドル=約450円)などのミルクシェイクも各種販売している。
営業時間は、日曜~水曜=12時~翌2時、木曜~土曜=12時~翌4時。