ニューヨークのNPO「AD JaNet」が9月28日、月例の異業種交流会を「JaNet会館」(2 West 47th St. 7 Fl)で開き、「7本指のピアニスト」として知られる西川悟平さんがゲスト参加する。
同NPOによる異業種交流会は2002年にスタート。「NYで頑張る方々の出会いの場」として、現地在住の日本人が参加して毎月行われ、今回が112回目。多目的ホール「JaNet会館」の開館1周年記念イベントでもあることから、西川さんをゲストに招いた。
西川さんは大阪府出身。15歳でピアノを始め、1999年に拠点を米国に移すが、その直後から指の異常を感じ始め、ジストニアと診断された。一時は演奏できなくなったものの、リハビリセッションを繰り返して徐々に回復、2008年に再デビューを果たした。左手は現在も2本の指だけで演奏している。
当日の交流会では、西川さんが「Never give up」と題して体験談を語り、ピアノ演奏で会場を華やかに盛り上げる。このほか、キタノホテルから提供された「週末1泊招待ギフト券」(650ドル相当)のオークションや、同ホテル内レストラン「白梅」の100ドル分食事券、「ジャズ@キタノ」のペア招待券(50ドル相当)などの賞品が当たる抽選会も催される予定。
開催時間は19時~21時30分。参加費は、ビュッフェ・ドリンク付きで、JaNet会員45ドル、非会員50ドル、学生35ドル。同NPOのホームページから申し込む。先着80人。