「Barneys New York Madison Avenue (バーニーズ・ニューヨーク・マディソン店)」(660 Madison Ave.)と「ウォルト・ディズニー・カンパニー」がコラボレートするホリデー・ウインドーディスプレー「Electric Holiday(エレクトリック・ホリデー)」が11月14日、同店で始まる。
ホリデー・シーズンとなるこの時期、ニューヨークの各デパートでは、より多くの訪問者から注目を集めるためにディスプレーを装飾する。今やニューヨーク冬の風物詩でもある「ホリデー・ウインドー」は、毎年市民や観光客に注目され、見学ツアーが出来るほど人気となっている。
今年、バーニーズ・ニューヨークでは「光・音楽・ファッション」を用いて、「もしもミニーマウスとその仲間たちがファッションモデルだったら」という幻想の世界をディスプレー上で表現する。
同イベントで話題となっているのが、人気キャラクターたちの体形だ。キャラクターたちは極度に細いモデル体形へと変形され、最新ファッションに身を包みパリのファッションショーに参加する。ミニーマウスたちが、180センチの長身となり、サイズ0のドレスを着るという普段とはかけ離れた見た目に、ディスプレー開始前から批判の声が上がっている。
社会改革を目的とした団体change.orgのメンバーは「人気キャラクターたちの体形をガリガリにしてアピールする行動は、子供たちに悪い影響を及ぼす。将来の拒食症にもつながる行為だ。自分自身の体型にあったドレスをキレイに着こなすことこそが、夢や自信を与えることになる」と話し、反対署名を集めている。
ホリデー・ウィンドーディスプレーは2013年1月1日まで。