「Museum of Modern Arts(ニューヨーク近代美術館、以下MoMA)」( 11 West 53rd St.)が11月29日、14作のビデオゲームを2013年3月に収蔵すると発表した。収蔵作の中にはバンダイナムコゲームスが開発・発売した「パックマン」と「塊魂」なども含まれ、ゲーム業界では初となる「パーマネントコレクション」に認定された。
バンダナムコゲームスでは「両コンテンツに共通するのはシンプルで普遍的なゲーム。ルールや当時のゲームトレンドに革命をもらたし、今なお世代・国籍・時代を超えて愛される独創的なゲームデザインや世界観とキャラクターが収蔵につながった」と話す。
両ビデオゲームは、ゲーム本体のほか企画書など開発時の資料が収蔵される。その他12作品も収蔵され、数年以内にはドンキーコングやスーパーマリオブラザーズなどを含む40作品を収蔵予定。
MoMAは1920年代にオープン。20世紀以降の現代美術の発展と普及に多大な貢献した。主な収蔵作品はピカソ「アヴィニョンの娘たち」(1907年)、ダリ「記憶の固執」(1931年)、ゴッホ「星月夜」など。開館時間は10時30分~17時30分(金曜・7月と8月の木曜は8時45分まで)。火曜・サンクスギビング・クリスマスは休館。