1月12日にラスベガスで開催された「2013年ミス・アメリカ」で、ニューヨーク州代表の23歳、マロリー・ハイテス・ヘーガンさんが栄光に輝いた。ミス・アメリカでは、水着コンテスト・ドレスコンテスト・パフォーマンス・質疑応答があり、出場者らは各カテゴリーごとに選出され、最終的にトップ5まで絞られる。
ブルックリン在住のヘーガンさんはパフォーマンスで得意のタップダンスを披露。質疑応答では、先日起きた発砲事件に関して、学校に武装警備員を配置するべきかという質問に対し「武器に対して武器で対抗するという考え方には賛成できない。まずは銃の正しい使い道、使い方を知るための教育を促進するべき」と答えた。
今年のコンテストでは史上初となる発達障害の女性、モンタナ州代表のアレクシス・ワインマンさんの出場もあり、コンテストが始まる前から注目されていた。「自閉症の人々を社会の片隅に押し込めるのではなく、社会の一員として普通に付き合ってほしい」という願いとともにコンテストへ出場したが、セミファイナルで破れた。
テレビでコンテストの様子を見ていた女性は「ワインマンさんが自閉症を乗り越え大きな舞台へと出てくる姿には感動した。ヘーガンさんはクールでボーイッシュで格好良かった。自分のカラーをしっかりと持ち、他の出場者よりも自分らしさをアピールできたことが受賞につながったのでは」と話す。