カナダのエンターテインメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」が2月10日、ニューヨーク期間限定公演「Banana Shpeel―バナナ・スピール」の劇場を一般開放し、練習風景などを公開するイベントを開催した。
バナナ・スピールは、ブロードウェーの劇場を舞台にタップやヒップホップ、エキセントリックなダンスに加え、ドタバタ喜劇を取り入れるなど、サーカスとは異なる新ジャンルの作品。昨年11月のシカゴ公演に続き、今月25日から「ビーコン・シアター」(2124 Broadway, New York)でニューヨーク公演を行う。
プレミア公演を11日に控え、2時間半のみ一般開放した会場では、バナナを持参した先着100人に同ショーのペアチケットをプレゼント。集まったバナナを生活貧困者に寄付する。会場周辺のレストランやベーカリーが自慢の商品を無料で提供し、大雪の降るなか集まった多くの来場者をフードや温かいドリンクでもてなした。
会場内では、出演者とメーキャップアーティストによるデモンストレーションや衣装の展示、ダンスパフォーマンスと演奏の練習などを披露。会場の入り口に到着したタクシーから、奇抜なメークと衣装に身を包んだ出演者の3人が飛び降りファンと記念撮影を行うなどのファンサービスで盛り上げた。
入場料は、45ドル~120ドル。公演期間は2月25日~5月30日。