ニューヨーク・タイムズスクエアのブロードウェイ・プラザ(45ストリートと46ストリート間)で4月28日、「ドリーム夜さ来い祭り in New York」が開催される。
「よさこい」は、不況を吹き飛ばし、健康と繁栄を祈願して1954(昭和29)年に高知県が中心となって発足した祭り。同イベントは「高知発祥・日本・東京育ち」のよさこいを「日本の夢を東京から世界に発信」のコンセプトの下に始まった参加型の祭り。昨年秋に東京で行われた第11回大会では、約100チーム・7000人の踊り子と、約50万人の観客を動員した。
同イベントは、世界の文化の中心地であるニューヨークを世界化計画第一歩としてパフォーマンスを行う。当日はドリーム夜さ来いオフィシャルチーム、在米よさこい1チームを含む約5チームが、オリジナル楽曲によるよさこい鳴子踊りを披露するほか、観客飛び入り参加型の大旗振りの体験コーナーや東京新文化の紹介など、さまざまなイベントを予定し、3万人の動員を見込んでいる。
実行委員会は「今回はニューヨークから日本の夢を世界に発信。姉妹友好都市同士の交流促進、日米コミュニティー振興・文化交流の促進、よさこい鳴子踊りの普及振興など、さまざまな効果を期待している。特に祭りを通じて『人の活性化』に貢献できれば」と話す。
開催時間は11時~14時。入場無料。雨天決行。